今回の旅(1)


もう何度も行きましたスイスですが、今回は違う切り口で御紹介

今回の旅の目的は、次男の卒業式です。彼は2年前の12歳でひと言も英語など話せずスイスに渡り、この度グレード8(日本の中二)でJFK international Schoolを卒業なんですな。次の学校はローザンヌでここに5年行く事になります。目指す資格はインターナショナルバカロレア(IB)ではなく日本ではあまり有名ではないケンブリッジA2(英語を母国語としない人( ESOL ) を対象とするケンブリッジ検定の第一段階 欧州評議会による ヨーロッパの諸言語を対象とした能力評価基準)と言うヤツ。今度は英語以外にボンジュールやグーテンタークやオーラ(笑)を習わないといけない訳ですな。大変だ。
卒業式ではこんなでした。。小さな学校ですから(笑)。いい卒業式です。



校長先生のお話があるのはどこでも同じ(笑)。。で、ウチのはこんな感じで話します。



その後、彼らと私達と教職員でBBQパーティーです。こう言う所に参加すると自分の英語力の無さを本当に残念に感じるんですよ。他の父兄からいろいろ話しかけられてもまともに会話できないのはなんともね、旅行などではそんなに不自由しない会話力もこう言う場所では何に役にも立ちません。あ〜残念(笑)。



こう言う環境でする学習は、受験の為の学習とは全く違うんですよ。寮生の一番上の子はこうやって寮の小さい子達(6歳から)と遊んであげるのがあたり前。今の日本の中学生に考えられますか?芝のグランドは子供達の声がいつまでも響いていました。ここも今日でお別れです。



気のせいじゃなく、ここを巣立って行く卒業生は本当に明るく楽しそう。行き先はみんなばらばらです。ほとんどがそのままスイスのル・ロゼエイグロン ブリアモンレザン 、あるいはメキシコの地元に帰るものや、スペインに帰るものも。この2年間がどれだけの財産なんでしょう。2年前泣きながら言葉が全然解らないから帰りたいと毎日電話していたのが昨日のようです。彼にはどれほどの素晴らしい事があっての今なんでしょうか。羨ましい限りです。

Posted: 水 - 6月 27, 2007 at 10:45 午後        




©