福島の風


5年に1回訪れるこの地は、実は数代前の先祖が眠る土地

神奈川歯科大学の同窓会で東北地区連合会と言うのが、東北各県持ち回りで毎年行なわれます。今年は福島でした。ですから土曜と日曜は福島にいました。台風一過で暑いの何のって(笑)。。。久しぶりに各県の先輩方にお会いする機会があるこの会は、私は個人的に好きです。しかしどの県も、若手の卒業生の参加が少なく大変なようです。
では何故?若手の先生がたが同窓会を敬遠するのかしら?・・・・青森県でも、今年若手の先生が同窓会を退会しました。経営が苦しいとか、メリットが無いとか色々言うようですが、どうも最近このような損得とは関係のないソフトウエア的財産(例えば同窓会)を放棄する傾向があるようです。日本歯科医師会の組織率(特に都市部)低下の原因である未入会でもそうなのですが、すべて損得で考える傾向は非常によろしくないと思いますが。そんな損得ばかり考えている先生の所に、本当の治療を求めて患者さんが来るとは思えないですよ。だってその医院の先生が損得で患者さんを診ている訳でしょ?



週刊誌等に、この夏の海外旅行のバカ親達のぶざまな日本の恥さらし記事が踊りましたが、CA等が機内でのやり取りで気がつくバカさ加減の一つに、全てを損得で計算するバカ大人が増えた・・と言うのが目立つようです。つまり、個人的に損をしないようなくだらない権利の主張ってわけですね。
どうやら根底は日本の教育のあり方、そう、うすらサヨクな教師や極左日教組の御馬鹿教師達の「個人主義」教育が根底にあるようです。個人主義を支える基本は個人にとっての損得です。個人の損得で公共性が左右される事が許されるんですね。だから、誰かの為に自分が我慢する事は、公共性が優先される事で自分が損をするかも知れないと言う計算が働く訳ですな。そして、それは自分の為にはならないかもしれない・・・と言う結論が導き出されます。だから損得で考える事は何もおかしい事ではないと逆に胸を張る訳です。

うすらサヨクやリベラルサヨクや本当のサヨクの人達は、自分の為なら何をしてもいいと言う理論的ジレンマを見てみぬ振りしている傾向があります。理論的に無政府主義が理想に近いと言う結論を自己否定する事なくあいまいにしています。我が国の9条と無抵抗主義とガンジーをごっちゃにして全く気がつかないふりをしています。つまり、勇気がないのが一番問題ナンです。何かあった時、一番先に逃げる危険をはらんでいます。それがサヨクです。皆が我先にと逃げると大変な事になるでしょうが、そんな場面はあり得ないと理論展開しません。これが卑怯です。その卑怯さ加減を見透かされて、皆、なめてかかるので、犯罪も増加し、外国人犯罪も増加し、凶悪犯罪も増加し、様々な組織は組織率を下げ、集団を嫌い、個人的な損得優先のトラブルも、傍から見ると全く無益と思われる争うが絶えず、公共心は個人主義に隠れ、揚げ句に利己主義となる。

偉そうなうすらサヨク知識人が、戦争責任と言うけれど、戦争に負けた責任を問うなら、その前にこんな個人主義を何とかするべき。日本は戦争責任などと惑わされず毅然とした国家として腹をくくれ。誰も何も悪くないと何故言わないのか??このへんがうすらサヨクの思うつぼですな。だからこんな国になったんじゃないか????
と、帰りの新幹線で考えていた訳ね。。。

Posted: 日 - 9月 9, 2007 at 11:50 午後        




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