ムンバイの風 2


学会の話はもちろん、空き時間を利用したちょっとしたツアーのお話もしましょう(笑)。

学会二日目も淡々と演題は進みます。インドの先生がたは本当に御苦労な事だと思います。それに比べ、日本も含めた欧米インプラント事情はなんと幸せな事かと考えたりします。夜のGALAパーティの前に、少しだけ市内をまわってきました。
 
これが有名なボンベイタクシー。交通渋滞は大変なものです。ホテル前でこの有り様。これ実際は3車線なんです。センターラインすら関係ないもんね。そんなの関係ないとばかりに、はみ出してならんだモンがち・・と言う所でしょうか。クラクションはガンガン鳴らすのがマナー(笑)。
お次はサリー。インドの女性は本当に美しい方が多い。皆さんサリーを身にまとい、優雅に歩いていらっしゃる。物乞いさんまでみすぼらしいけどサリー姿です。若い人達はアレンジしたものを好んできてるようで、なぜかといますと、サリーも着付けがあって、着物と同じで着付けが出来ないと着れない訳ですよ(笑)。
これはたまたま出くわしたジャイナ教の結婚式。商人が中心のジャイナ教は割合は少ないのですがお金持ちが多く、この日も出口で私ら観光客にまでお金(10ルピー)を振る舞っていました。中央がお嫁さん、、だと思う(笑)。美しい方です。で、音楽は派手。。
これは、サリーでいらっしゃったインドの歯科の先生。階段で飯食ってます。インドですから当然、右手で食べる人もいます。それから、トイレでは異常に気合いを入れて皆さん手を洗っています。多分、読んでるみんなの思った通りのそういうせいです(笑)。
インドは口腔ガンの多い所としても有名です。嬉しくない評価でしょうが、理由ははっきりしてます。下の写真は噛みたばこの露店です。こうやって食べて咬んじゃう訳です。キンマと言う葉っぱに石灰を塗ります。ビンロウ の実を入れてまいて咬むと口が赤くなります。これはビンロウで歯が黒くなるのを防ぐ為石灰を入れ赤くなって、吐血のようなつばを吐くんですね。じゃあ、なんでこんなものを咬むのかと言うと、タバコのニコチンとビンロウのアルカロイドでしょう。実際に咬むと辛い、その後スーとした感じ、で、軽い興奮状態になり頭がクラクラッときます(笑)。ものすごーく身体に悪そうです。こんなの毎日咬んでたら、ガンにもなるわね(笑)。詳しくはこちらをご覧下さい 。こういう風にうまくまとめたいですな(笑)。

Posted: 木 - 12月 6, 2007 at 06:35 午後        




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