コーカサス( Кавказ)(2)


結構皆さん、、、反響が(笑)

前回、コーカサスの事を何気に書いてみたところ、結構皆さんから反響が。時々コメントを頂く弘前のHRS先生など、すてきなコメントを頂きました。確かのこの地は歴史に翻弄されたと言っても過言ではない地域なのですが、事をもっと複雑にしているのはチェチェンでしょうか。私はこれを読んで しばし今までにも増して複雑な思いになりました。
独立派がテロに走る多くの理由は、ゴルゴ13でも何度か登場(カフカーズの群狼ラストジハード )していたとおり(笑)。これはかなり正確な情報から作られたフィクションだけれど今のチェチェンの状況を一番正確に表しているのかもしれませんね。何と言っても失業率76%と言う数字が何を物語るのか。。そしてロシアの工作と思わせる(第1次チェチェン紛争はエリツイン再選のため、、、第2次チェチェンはプーチンのため)戦争も、実は元をただすと米国の毒(石油パイプライン)じゃぁないのかね。。。

日本人は国体を持っているだけ幸せで、コーカサスの多数民族(カフカース諸語系/チェチェン人イングーシ人アヴァール人レズギン人カバルダ人チェルケス人アディゲ人アブハズ人グルジア人 インド・ヨーロッパ語族系/アルメニア人(アルメニア語派)オセット人(イラン語派)ロシア人(スラヴ語派) テュルク諸語系/アゼルバイジャン人クムイク人ノガイ人カラチャイ人バルカル人)にとって、HRS先生の言うとおり国家の線引きなど到底無理というもの。しかしながら、だからこその奥の深いそれぞれの民族の伝統や文化が強く残れるのかもしれないのですね。

ペルシャ絨毯とならんで、古くても値が張る(笑)コーカサス絨毯もまた、踏んづけられて色あせてそれでもなお頑丈で美しいわけです。ほしくても手が出ない(笑)。特にアルメニア高地特産の絨毯遊牧民とでも言う人々の織る絨毯は、基本的にテント生活遊牧民である彼らの必需品でしたから美しく強く気高いのですよ。マルコポーロがほしがるわけだ。
いってみたいなぁぁぁぁ、、遙かなるコーカサス。。

Posted: 木 - 12月 3, 2009 at 06:52 午後        




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