仙台


近いようで遠いよ

野暮用で仙台へ。とんでもない雨の中の旅行でした。帰りの高速、深夜のものすごい雨の中、神様は酷いいたずらをします。
八戸へ経向かっていた走行中、経験のない異音とドリフトしたときのような焦げ臭い臭いが充満したかと思うと、いきなりハンドルをとられました。高速運転なのでわずかにブレーキを踏むと思いもよらない方向へ車が流れます。エンジンブレーキをきかせながら減速しますが、下手に減速すると後ろから突っ込まれる大惨事になるので、減速にも気を遣います。早めにハザードをつけて、周りの車が気味悪がってよけるのを待ちながら、とんでもない状況だと理解して緊急電話の所までバコバコいいながら走りました。電話脇の路肩に止めた途端ものすごい白煙が左前輪から雨の中に立ち上がりました。
「まじかよ~」という思いで、車外へ出て、、、と言ってもものすごい風雨ですが、左の前輪を見ると、タイヤがぼろぼろにバーストしてるんです。初めての経験でした。ハザードを灯けていてもこの雨の中では、後続車からはなかなか見えないんじゃないかという恐怖に駆られます。そして何とか電話。わらにもすがる思いでJAFですな。大雨の中自分でタイヤ交換もできないことはないでしょうが、正直・・・・・いやです(笑)。命があっただけめっけもんですから。
頼みのJAFは1時間半かかると。。。。。む~。。。。。しょうがない。リクライニングのできない特殊車両の中で、とてもいい姿勢で待つしかありません。安比近くの山中の高速。何も無い車中で待っていると高速隊のパトカーが。パトカーなんて違反したときしかご対面しないのであまりいい思いはないのです。でも、このときばかりは神様に見えました(笑)。
後ろからの後続車両が突っ込まないように後方防御しますとのこと。赤灯たいたり、三角ポール出してくれたり、この大雨の中JAFが来てくれるまで待っているという・・・・・・・涙涙のおまわりさん、本当にありがとうございます。
JAFが到着。豪雨の中、さすがのプロも少し手こずったようで、、、しかし無事スペアを交換してもらいました。ワシはその間車中です。だって、危ないから車外に出るなとおまわりさんにきつく言われたモノですから。。。。。

無事終了し、JAF会員ではないワシは(会員ではあるけれど車種指定があるので登録していない車)結構な料金を払い無事帰宅したのです。でも、そんなことはいってられません。本当にありがとうございました。あぁ、こんな事もあるのですね。。。。。。命拾いしただけ神様に感謝でした。
アリガトウゴザイマス・・合掌。

Posted: 日 - 12月 6, 2009 at 11:03 午後        




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