秋田へ
土曜日からばたついたと思ったらもう月曜(笑)
いつも何かと用事だらけの土曜日に、珍しく何も無いので一日本業を。するとあっという間に土曜日は終わったのでした。夕方から少しあちこちへ所用で。大切なのは次の日日曜日、お世話になった大学の先輩が急逝いたしまして、その葬儀が行われるのと、そこに駆けつけるご友人の中に、ワシのボスである大学の学長先生がおいでになるので、これはお迎えに行かないと行けない。朝早く三沢空港に出向きピックアップして葬儀場へ。終わるとまた飛行場まで。決して苦ではないのですが、何せその途中から我が家もチリ津波避難指示が出ておりまして、誰もいない病院の見回りを小沢先生に頼んだり、状況確認の電話を女房殿に何度も確認したり。それはそれは慌ただしいのでした。午後も3時を回る頃、一段落でしたが、次の目的地である秋田へと車を走らせるのでした。ちょいとした野望用でも、行かなければならない時は行く(笑)。で、その日は泊まりで月曜の午後に帰ることにしました。これもひとえに、最近めきめきとレベルアップしてきた勤務医達のおかげでございます。用事とは別に宿泊先では、本当に一週間のと言いますか、しばらくぶりにすっかりと骨休めをさせて頂きましたよ。本物の湯に浸かりながら体の中の小宇宙と天空の大宇宙の壮大なるエネルギーが繋がったような気がした途端、ワシの体はふわりと湯に浮いたのでした(笑)。蒲団に入りながらビールを飲み酒を飲み、見ていた映画はAriel日本語題名を「真夜中の虹」、カウリスマキ監督の作品です。「マッチ工場の少女」のようなシリアスな映画かなと思いきや、結構ユーモアもあるのですが、なんか一時期の誰かの(?)日本映画を見ているようでした。作品は1990年。フィンランドってワシの好きな国の5本の指に入るんですが、やはり北は暗いよね。だから主人公のカスリネンは南を目指すんですよね。でも南には明るさがある代わりのリスクも沢山。いやぁ~久しぶりにカウリスマキにはまりましたが、ワシの評価は75点かな(笑)。相変わらず助演女優は普通の美人じゃないおばさんで○だけどカスリネンが栄養不良な感じでかっこよすぎ(笑)。朝、申し訳ないけど、もうひとっ風呂。良い一日を約束。。。。雪不足とはいえまだまだ山は、雪深いのでした。
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Posted: 月 - 3月 1, 2010 at 10:57 午後