蕎麦


昼飯は蕎麦にしよう!で出かけた先は・・

七戸から八甲田田代平に抜ける国道394号線の和田ダム手前、山屋部落に「婆古石」蕎麦という、一見普通の民家のそば屋があります。祝祭日しか営業していないのですが、ここの蕎麦は香り高く頑とした腰で、多くのファンがいるようです。で、この蕎麦を食いに行きました。メニューはもりだけですから。あ、懐かしのシソおにぎりはあります(笑)。





普通の家の玄関のような所で靴を脱いで、台所と思われるところへ行って注文をしてそこでお金を払います。セルフサービスではないんですけれど、注文に関しては合理化してるのかな。だって働いてる人はどう見ても近所のおばちゃんだもんね。肩書きは「農家の蕎麦」ですから(*^_^*)。婆古石でググると、蕎麦好きが沢山ヒットしますので(笑)異常に興味のある方はどうぞ。確かに旨いですから(笑)。
この394号線、35年前ワシが高校生の時は砂利道でした。八戸から自転車で七戸まで来て、無謀にもこの路を田代平まで向かったのです。多分このそば屋の道を挟んだ正面の民家で、飲料用に井戸水を汲ませて頂いたのを覚えています。ここから5時間ほどかけて八甲田自転車登頂(笑)したのでした。なつかし。
腹がふくれたところで、国道を下山して七戸のツツジ祭りでも。ガキの頃小学校帰り毎日遊びまくった天王神社がこの時ばかりは賑わいます。



参道を登り本殿でお参りでもしましょう。境内では味噌大こんにゃくが売っていますから、おもむろに食います。この本殿の縁の下もワシらの絶好の遊び場で、カゲロウの幼虫「蟻地獄」が沢山あって、蟻を捕まえては地獄に落としてその様子を事細かに観察したものです。ほとんどが捕まり砂の中に引き込まれるのですが、しかしそこから這い出して脱出に成功した蟻は、ワシらの間では名前をつけ英雄として扱ったモノです(笑)。



七戸を後にして、少し余計な遠回りで、七百(しちひゃく)を経由して八戸に向かいました。十和田観光電鉄の田舎感がとてもいいです。機関車トーマスでしかお目にかかれない黒い貨車、、、すごい久しぶりに見ました。子供の頃、これには石炭がむき出しで山積みになっていたと記憶しています。今は何を積むんだろう?



小型ラッセル車も何か久しぶりに見て思わず写真です。無くなって欲しくないなぁ、こういうの。単線なのでちょうど電車待ちに出くわしましたので見てました。スイスでもそうですが、この時間がとても好きですね、スイスのように国がきちんと管理保護してくれるとこういうローカルな貧乏私鉄単線も生き残れるんですが。




あっという間に、日曜日は終わりました。明日は青森で書類めくり最終日です。。

Posted: 日 - 5月 23, 2010 at 12:04 午前        




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