ほぼ日帰り東京


暑いよね、やはり

日曜の朝の飛行機で東京。龍がスイスに帰国するのに合わせて、上京している長男の駿と時間調整が付き、女房殿の誕生日も重なり、本当に久しぶりに東京で家族全員がそろいました。めったにないことですから夕飯はオークラで超奮発(笑)。肉も極上、ワインも極上。たまには良いかも。カリカリのニンニクもこれでもかとサービスしてもらい、朝、相当臭っただろうねぇ。久しぶりにバーにまで家族全員で出張り、しこたま酔いましたね。いい夜でした。
翌朝、朝ご飯を全開で食べ、龍は一旦千葉の女房殿の実家に挨拶。ワシは一足先に帰八してました。女房殿は最終新幹線で帰八。これ、よく考えたら、日帰りと同じスケジュールで皆動いてますな。何とも慌ただしい(笑)。

ワシは知らなかったけれど、労働時間の1番長いのが米国という話、書きましたっけ?2番目が日本なんですね。所得は1位と2位は雲泥の差です。アメリカ人の金持ちぶり発揮。労働時間は確かに少し米国が多い。3位はドイツだったかな?ところが2位と3位の所得差はほとんど無いんです。代わりに2位よりも3位の方が、休日が3倍違うんです。日本人は勤勉で自分の時間もとらずに休みもせず低所得でよく働く,,,と言う構図が浮き彫りになって、少し悲しくなりました。

だって、こんなほぼ日帰りみたいな休み方しかできない自分がよく分かるモノね。つまり、労働時間をヨーロッパ並みにすると実は所得が10位以内にも入らないというショッキングな事実を隠すためなのかなと勘ぐりたくなります。国民総中流意識で、この10年以上、日本は多くのものを失いました。実はワシらは貧乏なんだと自覚しないと、益々世界から取り残されていくんじゃないかと不安になります。

江戸時代、「けっ、宵越しの金なんぞ持ってたまるかぃ!」と言う江戸気っ風の裏には、貧乏上等じゃぁねぇか、、という、日本人の本質があり、だからこそ楽しくメンタルビゴラス状態で毎日を本当に幸せに生きていた訳です。米国が黒船とカネを大量に持ち込見始めたあたりから、なんかおかしくなってきたんでしょうね。ワシは会津藩で幕臣です(笑)。鎖国を貫き今でもその方が良かったと本気で思っています。鎖国は本当に学校で教わったほど悪だったのか今でも疑問です。疲弊した国家体制をビルドするとき、この辺をもう一度検証して貰いたいなと思うわけですね。

帰ってきた院長室に、女房殿宛に蘭の鉢が。。スタッフ一同からの副院長への誕生日プレゼント。こう言うの見るだけで、なんか熱くなる自分もやはり、当たり前だけど、、年取ったなぁ。。。。。(笑)

Posted: 月 - 8月 29, 2011 at 07:50 午後        




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