もひとつDVD
朝から具合が悪く、このさい見てみよう
朝起きると非常に具合が悪くて、いろいろ挫折(笑)。まあ、じっとしている分にはそんなことはないので、DVDで映画でも。チョイスは「The Sun
」太陽ですな。K的K氏のチョイスの一つ。楽しくなる映画とは違うのでじっくり考えながら。。。。。イッセー尾形、、、やはりただ者ではないですな(笑)この人。
この映画、天皇を題材にした禁断のシナリオだと思うんですが、評価はまちまちのようですね。ワシは結構面白く興味深く考えさせられた。リベラルなサヨクの人は苦悩を共感できるとか、いまいち薄っぺらいありきたりの「人間宣言」に共感するのか。ワシは天皇の苦悩は人間ではない「お上」としての苦悩だから知るよしもないと思うのだが。天皇とは日本人の秩序だと思う。秩序が形成される時に通常は一般的な法則が成立する。代表は自己相似性と言われる性質で、部分と、より大きな部分とが互いに相似になっている構造。例えば、数学ならコッホ曲線
。この曲線は明らかに部分とそれよりも大きな部分、または全体とが互いに相似な構造だ。これはフラクタル次元と言う量で表される。う〜ん、長さの単位を1/b倍にした時の図形の長さがbのD乗倍になる時にDをこの図形のフラクタル次元と言うわね。ま、b=1/3とすると・・・・図形の長さは4倍になるから・・3のD乗=4だわね・・・・・するっていと・・・・D=log4/log3=(計算機計算(笑))1.26..........・・・・半端な次元!つまりね、何がいいたいかと言うと、半端な次元を持つ図形=フラクタル→フラクタル=森羅万象カオスからの秩序(精神構造も)→秩序として天皇の存在→天皇は人間相似(秩序としてのフラクタル)→人間相似とした天皇を人間とする→秩序の崩壊=単一次元への回帰これこそが今の日本、世界のスクラップアンドビルドの序章か?・・・不都合な・・・(笑)・・・・・どうですか?ワシ頭へンでしょ(笑)。この映画をこうやってみてましたです。すでに全世界で唯一のエンペラーは日本の天皇のみです。島国と言う環境も幸いして、日本人の秩序を二千年以上の長きにわたり「お上」として苦悩してきた歴史を、米国はこんないとも簡単に、壊すんですわ。たかだか200年の歴史の国が偽の正義で天皇を壊したんですな。紀元前660年から続く歴史をひどく下品に。どんな時代も象徴であり続ける「上」としての苦悩は、ワシらには全く解りませんが、ワシら国民がどれほど歴史に翻弄されても、秩序を維持して行く上でこれほどまでに機能していた心を、、、、と悲しくなるのはワシだけではありますまい。今日は頭の具合もいまいちだったか(笑)。。。
Posted: 日 - 4月 8, 2007 at 12:30 午前