思考時間


青森までの1時間ちょっと、貴重な時間です。

今日は今年初めての青森市での書類めくりのお仕事です。異常気象で、青森もほとんど積雪がありません。途中風雪で事故が多発するみちのく自動車道も全く問題なし。ただ、ワンボックスが一台路肩に横転していたのは、やはり滑ったのか・・・。
電車で移動していた一昨年は、何か時間に追われるようで、そこで車で行く事にしたんです。車で夏なら1時間ちょっと。冬オンシーズンなら1時間半と言う所でしょうか。この小一時間が最近とても大切な時間です。今日もあれこれ考える時間にしました。今日考えていた事(笑)。

その1・・・・
先週ジュニーバでダラダラテレビを見ていたら、すごくアニメのチャンネルが多い事に気がつきました。なんか聞いた事あるテーマ曲だな?と気がつくと、プリキュア?とかいうアニメ。



全部フランス語になっているんでおしゃれな感じですが、意味は不明(笑)。あと、明日のナージャ?だったか?よく知らないが、それこそ龍が小学生の低学年の時、日曜の朝の早起きマンガや仮面ライダーの合間のアニメだったような・・・・??わからん(笑)。男の子ものではドラゴンボール。それから名前は解らないけれど明らかに日本のアニメと解るやつ(ナルト?)が放映されてました。よくよく考えるとこれってすごい事なんですよね。フランスで今ジャパニーズアニメブームらしいですが、この文化は世界に誇れる(?)文化でしょ。たぶん。。。兎に角人気があるんですよ。スイスでも。

その2・・・・・
ギャラリーフェイクと言うマンガを昨日寝酒とともにちょいと読んでいて気がついたんですが,小説でも絵画でもマンガでも映画でも舞台演劇でも、面白いと自分に思わせるモノって何かなと考えました。それって「狭間」なんですね。この世とあの世の狭間の出来事。過去と今と未来の狭間の時間の出来事。出来れば、時間は止まっている時間の中で別に動く時間があれば、なお良い。空と地面の狭間。モノと物の狭間の出来事。もちろん、生きている事と死ぬ事の狭間。この狭間でおこる形而上な出来事こそが、逆説的に「今」に最も近い現実を想像させる事だと思うんです。だからその狭間の中でおこっている万象を文章や絵や写真や映画や劇等で表現されているものが、ワシには一番面白いですね。ウチの待合室にあるどでかい渡辺画伯の由希子シリーズ。うたた寝の由希子の後ろにあるテンペラ特有のバロック絵画と手前のぴょんぴょんと言うマンガ雑誌の狭間の時間が止まっているけれど、由希子のうたた寝の時間がその狭間で流れている、見事な初期の傑作。あるいは泉鏡花の「高野聖」に出てくる山中の一軒家の女と亭主と旅の僧。この世との狭間にいるに違いない女。読むほどに気配が深い、ワシにとっての傑作の一つ。



なーんて、こんなことを考えながら、小一時間はすぐにたってしまうんですな。。。あ、それからカウンター33333とか,
きりばんの方、豪華(笑)景品用意してます。。証拠画面とメールを私まで どうぞ!

Posted: 水 - 1月 17, 2007 at 01:06 午前        




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