いつものお仕事です


青森までの道のりが短く感じる季節のはずですが・・・

土曜日に続き、本日も青森でのお仕事です。ほとんど仕事を休んでボランティアでしてますから、報酬と言えるものはほとんど無しなのですが、皆の為に必要な仕事ですから頑張らねばなりません。例年ですとこの月ぐらいから、景色に色が付き始め目に春が見えてくるはずなんですが・・・・・・今年は3月以降一雨ごとに気温が下りとても寒い日が続きます。
こうなるとテンションも下りっぱなし。今週末には私達の組織の総会があり、後ろ向きの揚げ足取りの質問が横行する事が予想され、それだけでうんざりしてきます。こんな御時世、どうして皆で頑張って歯科界の危機を乗り越えようと考えないのかとても不思議です。

歯科界の現場は、保険診療がどんどん切り捨てられ、それでも欧米並かそれ以上の技術や材料が供給されていますから、言葉は悪いですが「地獄の沙汰もなんとか」(笑)状態になりつつあります。これって、この国が目指してきた国民皆保険の元の国民総健康時代から離れてきてるんじゃないでしょうか。国民の皆さんも、どうして疑問に思ってくれないのかなぁ。。生活の質を向上させるリスクを担う唯一の科目が歯科なんですよ〜〜〜と、声を大にして言いたいですね。(笑)

しかし、その反面、人生の「質」だからこその患者さんの権利の主張も、うまくコミュニケーションが取れないと嫌と言うほど行き違います。これはお互いに最悪ですね。歯科医療って一体ナンなんだろうって真剣に悩むきっかけを、テーブルの隅にちょいとおいて行く患者さんが時々いらっしゃいます。私のシアワセと患者さんのシアワセが共有できない時が確かにあるんだと反省させられます。そんな人達にもすべて力を出しきるとしたら、後何年仕事が出来るかなと、これまたネガティブに悩んだりします。

まあ、あれこれ考え過ぎなくとも、私達を慕ってくれる方々に精いっぱい誠心誠意答える事が一番正しい事なんでしょうね。。頑張らねば(^_^)。。

Posted: 月 - 4月 16, 2007 at 11:13 午後        




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