悪夢再び
中越地震からまだ3年たってない
診療はじまって10時過ぎ、私のパソコンから柏崎近辺を震源とする地震の速報が流れました。ウィジェットでリアルタイム地震情報を入れてあるんです。そりゃ驚きました。だってマグニチュード大きいんですから。3年前、小千谷の友人Dr.
からのSOSで被災直後の診療室に復旧のお手伝いしに行った事があります。ニュースではわからない被災地の本当の姿をみて、こりゃ本当に大変だ。と、エラク動揺しました。当時の写真です。
今回もまた近場で、どうしたものでしょう。被災地の皆様、復興には大変な御努力が必要だと思いますが頑張ってください。さて、柏崎原発では火災発生との事。どうも連絡もしないで自分達だけで消そうとした疑いがありますな。原発関係がこうも陰遁とした事業になったのは、事業自体に金権のフィクサーが暗躍した事などもあるのでしょう。しかしこれはどんな(公共・・あえて)事業でもあり得る事で、問題はもっと根っこの方。国策としてのエネルギー政策が誤解され、横道にそれたまま、政治家も臭いものに蓋するいつもの手法で逃げ回った結果の原子力政策です。野党のお馬鹿は、プルトニウムで原爆が造れるようになるのは危険だとして猛反対したサイクル施設は、青森県です。日本人をここまで信用しないサヨク政党とはこう言うものです。また、危険性ばかりがクローズアップされるのもこの国のマスコミの特徴。リスクを負わない事業ってあるんですか?と逆に問いたいです。ワシは基本的には原発は反対です。しかし、ちまたの反対と称する得体のしれない市民サヨクグループとかがもっと気味悪いです。反対する事が目的の自称市民団体を見ていると、昔のオウム真理教を思い出します。何かに確実に洗脳されている姿ですな。。反対するなら今この時世でのワシらがすべき事と換わりに行なうべきエネルギー政策をきちんと提示するべきです。それは夢物語ではなく、現実の裏表のある政策でなくてはなりません。リスクが見えない政策は偽物です。洗脳市民団体は、ディズニーランドが一日に消費する電力がどれくらいか解っているんだろうか?洗脳市民団体は、ディズニーランドは必要悪と言うのだろうか。子供連れて遊びにいかないんだろうか。夜12時以降の東京タワーの消灯は東京全体がそうすればとても良い事。暗い夜を取り戻すのは大賛成。でも暗い闇の中にしか生きられない生き物のいる事もこれまたリスク。原発はハイリスクだから田舎に作りお金をばらまく。これあたり前。ばらまくお金も少なくて済みますね。それに腹を立てるなら、ばらまかれる田舎の最低賃金でも東京並にする方法が必要。でも、そんなことありっこないでしょ。だって、東京の高賃金を支えているのが田舎の低所得労働者なんですから。。。。この構図、壊そうとしたのが列島改造論。ところがこんなざまです。どうですか?洗脳下のやみくもなサヨク的反対がいかに無意味かおわかりでしょうか。地震からもっと辛辣な現実がますます見えてきて、政府のありがたさと無能さが、両方きちんと見えてくるはずです。ところで、テレビのレポーターのお馬鹿な質問も、被災に合われた人には迷惑ですな。。。壊れた家を目の前に、その家の持ち主にレポーター。「大切な家なんですよね。」「・・・・・・・・・・・」ばか。大切じゃない自分の家ってあるかい。まるで、戦場で撃たれた兵士に「痛いですか?」って聞く戦場レポートだな、これは。ばか。
Posted: 火 - 7月 17, 2007 at 09:38 午前