宮本顕治
半世紀にわたり共産党を支配した亡霊のごとき存在
宮本顕治氏の訃報が、本日の各紙一面に載っております。産経をのぞく各紙は氏の半世紀にわたる共産主義活動にややもすれば同調した風の、あるいは敬愛の念での論調に違和感を覚えるのは私だけですか?彼はこの国をどうしようとしたのか、どう考えていたのかホンノ少し思い出してみましょう。一般には御存知無いかも知れませんが、明治維新以降、外国機関に日本人が日本領土からさらわれた事件と言うのは北朝鮮の拉致事件以外ありません。これに関し雑誌「正論」上で日本共産党を除名された兵本達吉
氏が、いかに日本共産党が系統的にそして執拗に、原因究明の妨害をしていたかをすっぱ抜きました。宮本氏の1番弟子、当時の不破委員長を先頭にその真相解明の妨害をしたとあっては、国民の前で政党としての立場はなくなります。そこで共産党はしんぶん赤旗におき、大々的に反論をしましたがよむ人が読めばそれは単なる恥の上塗りでしかなかったんです。。。。さて、共産党再建のキーは徳田球一
氏と宮本顕治氏との権力争いにつきていた訳ではなく、実は宮本氏の暗部の深刻な問題「スパイ査問事件」がありました。かつてハマコー氏が予算委員会の時大暴れした事件
を思い出して頂きたい(笑)。興奮して宮本を宮沢とかいったはずです。ミヤザワケンジ〜・・とか、憎めない人ですね。このスパイ査問事件で殺人の疑いがかかっていた生霊宮本体制の日本共産党を激しく糾弾した訳です。まあ、査問と言う名のリンチですからやってた事は連合赤軍の粛清とナンも換わらないんですよ。まあその後、結果、宮本氏は最高指導座につき新しい戦後日本共産党の再建に翻弄した事も事実でしょう。その中で非常に面白い事を発見しました。党再建の基調方針は天皇制の打倒だったのですが、その為にはまず社会党をやっつけようと言う「社会ファシズム論」であったようです(?笑)ファシズムの支柱となっているのは社会民主主義であり(お〜北朝鮮ね)まずこれを打倒しない事にはファシズムをやっつける事は出来ないと言う・・・・・う〜ん、ちょっと倒錯した理論が、基調理論だったんですね。社会党の右転落という記事を極左傾雑誌「前衛
」に書き続けたのも頷けます。社会党の本質はデマゴギーであり戦中にわたり天皇制を保持した軍閥と同根と言い切ってます(笑)。ヤレヤレ。。宮本氏、赤旗の部数は本当に伸ばしたものね〜。それはすごいか(笑)。資金源確保に重要ですもの。そしてこれが、今の日本共産党のいい加減さのみならず、日本教職員組合の最悪な極左教育を生み出す根源になっている事は、由々しき問題だと感じています。真の野党と言うには、あまりにも、ナンだかね。まあ、民主党があのくだらなさと、共産党に似た恥の上塗り政党なんで(小沢、金丸体制で何をしたか思い出そう!)自民党も安心して、訳のわからん閣僚だらけになっていますが、、、宮本氏の訃報を機に、何とか我が国の将来を真剣に考える機会にしたいものです。あ〜、久しぶりに違うチャンネルで頭使った(笑)。
Posted: 木 - 7月 19, 2007 at 09:52 午前