相次ぐ、子供が犠牲になる事故


誰の所為なのかは瞭然

ここ最近、いやここ数年、子供が色々な所で色々なものを原因に事故が多発している。中には尊い命まで奪われているケースさえある。今朝の番組でも、スロープ式エスカレーターに指を挟んで切断の事故や、公園の遊具で指を挟んで切断、等の事故の紹介がされていた。メディアの姿勢はあくまでも、エスカレーターの安全問題や子供用遊具の安全問題ばかりに集中しているが、そんな所に大きな問題があるもんか!

問題は、子供の危険な事に関する予知不足や、あるいは小さな子供に対する親の危機管理の甘さにほかならない。親の意識の甘さは、いずれ危機管理の出来ない大人になるだけで、その大人が親になって子供に危機管理情報を与えられないだけなのだ。かつてこんな事があった。10年以上前の話だが。
うちの子供たちがまだ小さい時、彼らを連れて釣りに行った。防波堤からの釣りだったが、「この先危険、立ち入り禁止」と言う看板の先に、多くの大人や子供たちが釣りをしていた。当然うちの子供らもそちらに行きたがるのだが、「ダメと言ったらダメ!!」ときつく叱った。大声で叱ったものだから周囲の禁を犯している大人たちもこちらを見た。「どうしてダメなの?」と聞かれ「立ち入り禁止と書いてあるんだ」と返答。「でもあの人達は大人も子供も皆入っているよ」と返された。うむ~。で、ワシはこう返答した。「あいつらは字が読めないんだ!」

一事が万事こんな調子なんでしょう。モラルやマナーのない大人が親になっているだけでは、子供らは救えない。どういう状況が危険でアブナイのか理解していない。小さな子供なら、多少怪我をしてでも覚えなければならない事を教え、その結果危機管理意識が芽生える。遊具で指を切断したのは9歳と聞く。小学生がどういう遊び方をすれば危険なのかを知らないのは、本当に可哀想でならない。扇風機にドキドキしながら指を突っ込んで、周囲の大人にこっぴどく怒られる事なんか経験してない。箸をくわえて走り回り、周囲の大人に死ぬほど怒られる事もない。今じゃ、怒った周囲の大人が「うちの子をかってにしからないでください。そんな育て方はしてないんです。」とか言うお馬鹿な親に文句を言われる御時世。というか、すでに、そういう育てられ方をしてきた変な子供がすでにもう親になっている、、と言った方が正しいか。。。。。

戦後の事をとやかく言う前に、戦前こんなお馬鹿は1人もいなかった事実を考え、戦前からきちんと正しく生きてきた、今では数少ない大先輩方の考え方や過ごし方を、今一度学ばなければならないだろうなと考えています。米国に媚を売らない、中国に頭を下げない、そんな人達がどうやってこの国を支えてきたのか正しく理解すれば、こんな事故など起きはしないと思いますよ。至極単純で簡単な事なのに、それが出来なくなってしまっている今の現状です。。生きるリスクを覚悟して腹をくくって生きる力・・・・でしょうか。。。

Posted: 木 - 4月 10, 2008 at 03:35 午後        




©