歴史認識
個人の問題ではない、国家の問題だ
田母神氏の小論文に関して、あれこれ検証を加えて徹底的に擁護しようと考えたが、まあ、馬鹿くさくなるほどのマスコミのスタンスであるね。本当に正しい事を隠す事で国家の平静が保たれていた時代は既に終焉している訳で、だからこそ今の歴史認識の正当性を、東大日大あたりの有名な名誉教授などに求めた所で、彼らはそうなんだから(笑)、否定するに決まってるでしょ。そういう人達が国家認識をあえて作ったんだから。大体、東京裁判を何の疑いもなく持ち出す所からして、既に左巻なのだ。歴史の検証は過去の価値観を現代に当てはめる事なくそのまま認め、さらに「何でだ??」という疑問符から始まらなければ、正しいものは見えなくなるでしょう。
歴史の教科書で、例えばハルノートの扱い。事実と違うと推論した所で、ハルノートの内容が真実であり、米国の東進政策が酷く過去からのものであり、そして更には人種差別が当時のあたり前の事であるなど、事実を事実として順に教えれば、日本のわがまま身勝手な上層部の暴走が大東亜の惨劇を産んだ等とつい、誰ゾ、、思うのだ?開戦を望まなかった昭和天皇に対して、東条英機は涙をのんで申し訳ないと。我が国を救うに、ついに開戦の意を理解していただきたいと。そんな話が作り話だと一笑する理由がどこにあるのか。とどのつまりは左傾化された歴史認識にはずれる事がおかしいと言う認識を民衆は植え込まれ、それこそが真実だと押し付けられているだけ。だからこそワシは、調べれば調べるほど腹が立つ。そんなワシらに右翼のレッテルを貼り、眉をひそめる大衆の中にも、最近は真実に気がつき殻を脱ぎ捨てる人が増えてきたのは嬉しい事。ワシは十数年前にそのことに気がついたが。。
つい最近出てきたワシントンの戦中戦後の対日本占領政策の非公開になっていた機密文書の中にこんなのがある。まさにもう負けるよと言う日本でも、地方都市をくまなく空爆しませう。焼け野原になれば立派な道路を作りやすくなります。立派な道路が出来れば、大量の車が走れるようになります。日本にはまだ大量の車が走るだけの道路は少ないのです。道路が出来れば、車が沢山売れるはずです。車はフォード。。。。。。。いいですか?くまなく爆撃ですよ。
なんの事はないのですね。どうにもこうにも、日本は米国の全てにおいての生体実験場だった訳ですよ。原爆も然り、じゅうたん爆撃も然り、揚げ句は戦後のマスコミを使った民衆の意識操作。まあ、中には皆保険制度とか米国では実現できなかった素晴らしい制度もありますけどね(笑)。何年でダメになるか実験されたんですから、そのへんは日本人の勤勉さが彼らの想像を絶したというところですか。
しょせんワシらは、彼らにしてみれば、イエローなホワイトじゃない人種だって言う事。21世紀の今初めて、オバマ氏の当選が差別撤回の第一歩だって言ってるじゃない(笑)。米国も変わるんですよ。
ところで、とうとうこの国は、歴史認識一つで退職金とか無くなるかも知れない、北朝鮮のような国になったのか??
どんだけ、中国は喜んでいるんだろうかなぁ。プロパガンダ大成功と言う所か。
Posted: 日 - 11月 9, 2008 at 12:00 午前