危機管理とは
どうしても危機管理体制を想像できない我が国
八戸地方は1日から取水管の事故でかなりの地区が断水しておりました。正月早々です。ですからきちんと全国ニュースにもなりました。2日の夜から八戸に帰り、こう言うライフラインの不自由を直接経験した感想を述べますと、、、、ま、危機管理のなさに驚きですね。。想定外だったとコメントがありましたが、あたり前ですよね(笑)。想定内の場合の方が圧倒的に少ないでしょ。まず、管理責任者である市長への報告が5時間遅れたらしいのですが、詳細のドキュメントを見るとなんともお寒い。どれだけ大変な事かと言う認識やその後どうなるかと言うシミュレーションが全くと言っていいほど欠如してるんですね。その後、給水車を各地区に繰り出させるのですが、自衛隊への要請がこれまた後手で、本格的な給水車到着が遅れました。ワシも寒空の下小学校にポリタンクを持ってならびました。ここでも手際が悪くナンだかもう(笑)。小学校の周囲は車で大混雑。校庭には入れないらしく周囲の狭い路地は車でいっぱいなので渋滞です。最初にいた給水車の後に適当に2台目の給水車が来て、みんな並んでいるのも関わらず後から着た人が先に給水するなんて言う混乱が。誰も統括指示収拾できないのでまっている人から罵声。やれやれ。しかもこんな時に限って60代くらいのオヤジが「対応が遅い、高い税金を払ってるんだからどうにかしろ、お役所仕事はうんざり、、」とか騒ぎ出すものだから、正月返上で頑張っている給水作業の人も別にさぼっている訳じゃ無いのにものすごく可哀想だし、集団心理でこの騒ぎで険悪に。こう言う時ってみんなお互い様で、しかもゆずりあってこそ何でもうまく行くのに、自分だけが自分だけがと言う心理が働き始めるともう手が付けられませんね。モラルの低下も目を覆いたくなります。やばい。ワシは小千谷の地震の時、わずかだけれどボランティアに向った経験がアルのです。様々な混雑の中でいや、渾沌と言った方がいいかもしれませんが、自衛隊の災害救助本部が置かれた途端環境は一変します。多くの自己完結型でないボランティアが集まっても、貴重な現場の人手をそこに「ボランティアのお世話係り」として取られて話にならないのですが、自衛隊は違います。救助作戦本部をチラと覗いて鳥肌が立ちました。これが鍛えられた人達の命令系統と動きなんです。彼らに全権を与えてこその成功なんです。もしもですよ、これがもっとすごい災害だっり、あるいは北の辺りから小型ミサイルでも飛んできてどこかに落ちたりしたら・・と考えると、我が国の危機管理体制は本当にお寒いかも。自衛隊に対しての行動に後手を取る行政が良く分からないのですが、何かで読みましたが、これが戦後我国が目をつぶってきた事なんですよ。軍や自衛隊のようなものは基本的に悪なのであると言う朝日新聞の社説の論調こそが大手をふるい、教育の中でじわじわと洗脳される左傾化教育が危機管理が出来ない国になってしまった最大の原因だと。自衛隊は違憲だといい続けた村山元総理が、神戸の震災でどんなことをやらかしたか記憶に新しいはずなのに、そんな轍は踏まないようにと石原都知事が自衛隊・警察・消防の総合訓練をした時、あの朝日の論調と言ったらそりゃもうかなりのバカ(笑)。田母神氏の爪の垢でも煎じてのめ(笑)。そうですね、朝日毎日のような売国マスコミが、有事の時助けてくれれば問題ないんですけどね。サヨクはまずは個人が大切ですから、真っ先に逃げるのは目に見えてますけど。。あ~、また朝日がチェックしに来るんだろうね、ココ(笑)。
Posted: 月 - 1月 5, 2009 at 12:19 午前