ドバイのバブルなど・・・・


リーマン以来、金権最優先の世界がリセットされようとしているのでは?

下のグラフを見てほしい。これは我が国のGDPに対する政府の債務を%で表したものです。我が国の現状が、大東亜戦争時の体制と同じ危機に瀕していることがよく分かりませんか?当時の米国の経済封鎖の発端は、ハルノートでもおわかりのように、日本ばかりに儲けさせるわけにはいかない・・・言うことをきかない生意気なアジア人・・・米国の正義は西部開拓・侵略・進行・奪取(これは今でも続いてますね、中国はどうなんでしょ)。

このとき我が国は、すべての事柄で国民負担率を上昇させたはずです。それが大多数の意見ではなくとも、少数の賢い未来を見据える能力のある人達の決断で方向性が決まったはずなんです。大多数はそんなことは望まなかったわけで、この苦しいときに何を言うんだと言う猛反対にあったことでしょう。しかし結果はその後の我が国を見ればよく分かるはずです。確かに大東亜戦争敗戦というリセットがきいていたことは事実です。自虐左傾的な民主主義教育で民衆の目くらましをして、だからこその実は見えないところの少数精鋭部隊が、徹底的にやり直した事も功を奏したのでしょう。

ワシは、このグラフを眺めながら、政権交代しようが、きれい事を並べて事業仕分けをしようが、無駄そして排除と言う錦の御旗がぱたついて来れば来るほど、その矛先が哀れな医療介護に向けられるのではないかという大きな危機感を持つのです。費用対効果のみでの無意味な仕分けの中には医療報酬が入っていました。不均一なその中身は、かつて聖域とまで言われ、滅多なことでは専門家以外の人が口出しをする場所ではなかったんです。特に、歯科部門は、その特殊性から、ある意味行政のいいなりで来た部分もね。
果たして、高速道路無料化とか耳障りのいい言葉で国民負担率を上げない裏打ちが、事業仕分けから来る何兆であるとしたら、、、、、国は何もしないで金だけ貯めると言うことになりかねないですよね。

ワシの医院はそれなりに大きな規模なんですが、至る所に「無駄じゃないかなぁ」という部分が隠れていることがあります。コントロールはしますがなくしはしません。経験上、これが色々な仕事の潤滑油になっている場合が多いからなんです。国家レベルでそうなんだとは言いませんが、似たようなこともあるでしょうね。税金が無駄になることを許さないのと同時に、実は国民負担率を上昇させることが、第2の大東亜戦争を回避する(笑)手段ではないかとね。え、偉そうに(笑)。
このままデフレが続けば、確実に、、、、、、、、、。

Posted: 月 - 11月 30, 2009 at 06:08 午後        




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