ドクターミーティング


一日仕事の終わった後のミーティング、本当にお疲れさまでした

土曜、仕事が終わりお弁当を食べ終わった8時過ぎからドクターミーティングでした。参加ドクターは7名、夜中の12時までご苦労様でした。しかし、複数ドクターのいる当院では不可欠のミーティングです。最新の技術セオリーの確認から、直近の患者さんの症例検討、確認の為の10年ほど前の症例の確認等々・・盛りだくさんです。一日の仕事が終わった後ですからへとへとクラクラになりながら何故こうまでして頑張らなければならないのかお分かりですか?
そうなんです。皆さんのシアワセをいかに確保すればいいのか、それがワシらプロの仕事であり、患者さんのシアワセが確保できるからこそワシらの幸せがあると信じているからです。本日の病院拘束時間は15時間を超えます。他の職種ではなかなか無いのではないでしょうか。世界一安くて安全な歯科医療の背景にはこう言う見えない頑張りがある事もお忘れなく。でも、これも限界に近いかも。。世界一安くおさえられた診療報酬に加え、日本の歯科医師の5人に1人はワーキングプア状態で年収300万を切ります。この状況が将来の皆さんの健康を約束できるのは難しいでしょう。ですから何とかしたい一心でこうして勉強するんですな。本日は本当にお疲れさまでした。。<(_ _)>

インプラントの死亡事故が東京八重洲の歯科医院であったと言う報道がされて日も浅いのですが、すでに当院のインプラント予定の患者さんの1人もそのニュースを聞いて不安になり質問が届いています。正確な報道と言うより、センセーショナルな報道の方が皆さん飛びつくので、どこまでどういう状況なのか正確には分かっていません。が、しかし、死亡事故は事実である事は間違いないようです。リスクの伴わない医療行為は皆無ですが、そのリスクをどこまでどう説明していたのか興味のある所です。死亡に至るほどの出血があったらしいです。ワシはその辺が合点がいかんのですが。例えば一番危険かも知れない下顎前歯部の歯槽骨に埋入しようとしたとして、正しい検査や手技を行なっていれば、どう頑張っても重要な動脈などさわりようがないのですが・・・・・・。警察は業務上過失致死傷で調べ始めているらしいです。ワシも冷静に考えても、あまりにも珍し過ぎる不幸ごとで(過去20年に2例しかワシは知らない)、一体何があったのか見当もつかないでいる訳です。事実解明まで発表を待ちましょう。。

まずは人の為と言う仕事を選んだ事は、決して後悔はしていない事を己に言い聞かせ、しかしもう少し何とかして欲しいなと、日曜の石井みどり候補に願を掛け、考え過ぎてボーとなった頭を少し傾けながら就寝(-_-)_zzz。。。。。

Posted: 日 - 7月 29, 2007 at 12:49 午前        




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