ミーティング


全体の話題としての患者動向についてレクチャー

当院は、一番スタッフがそろっていた2007年をピークに、スタッフとともに、管理に移行している患者さんも減少しています。これはどういう風に理解すれば、将来に向けてよりよい管理型歯科医療に移行するかを皆で考えたいと思い、お盆に入る12日夜、仕事が終了してから全体ミーティングを開きました。
しかし、日本中全体傾向としての歯科医療費の衰退は、さらなる受診抑制とさらなるつけ込む経営コンサルの台頭で、全く先が読めない状況であることは間違いありません。それならいっそ、新興宗教のごとく「信じれば救われる」とばかりに、以前このブログでも紹介した国民医療費の増加に反比例する国民歯科医療費のギャップトライアングルを我が物にするがためのコンサル理論(アメリカの毒)が言うがままに信じる事も、必ずしも否定する立場にはないだろうなと考えてしまいます。たとえて言うなら、核燃でもめている六カ所村を端から否定することは出来ないじゃないですか。そこに住んで生活している訳じゃないですからね。

さて、山形での公演のネタ、、、、実はまだほとんど出来ていない。インプラントの学会と言っても、マニアじゃないし(笑)。インプラントと例えばCR充填と、ワシにとってはあまり大きな違いはないので。理由はそれ自体が目的ではないから。世の中にはこれを勘違いして、大仰なことを言う人たくさんいますが、石橋をたたいて渡りさえすればインプラントいえ、それほどの大きなリスクはないはず。基本になる理論をきちんと知って理解すれば、自分で自分の首を絞めている今のインプラント業界がよく見えてくると思いますが。・・・・・・・・・・・・なんてことが、プレゼン作っているウチに表に出てくるのね(笑)。
で、作りながら、やはり!Keynoteはすごい!パワーポイントで作ったメーカーの物を一部拝借してるけれど、実にださい(笑)。借りたくないが、自分で作るのもおっくうなのでやむなく使い、Keynote用に改造。う~む、みんなに見せてやりたいようなクールな表紙は出来たぞ(笑)。。後は中身だ。期限は後6日(笑)。

しかしなぁ、ワシらのこの仕事、患者さんもワシらも満足してよかったなぁ~なんて思っても、腐っても医療(笑)。理美容やエステの感覚でおつきあいしてはいけないはずなのに、そういう関係を望む患者さんが増えたのはどうしてなんだろうと皆で考えちゃいます。絶対、医療を維持する医師のプライドが無ければ、その先大変じゃないかと。。。消費者じゃないでしょう?患者さんは。本当に、消費者の立場に立った医師が必要なのだろうかと胸が痛くなります。
わしが患者なら、そんな事などみじんも感じさせない、プライドの高いかつ人臭い、だけどスーパーなドクターに診てもらいたいが。。。


Posted: 金 - 8月 14, 2009 at 01:25 午前        




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