何を話したのか具体的に教えろと?
何人かに言われました、みんな結構見てるのね(笑)
大阪での話を、もったいぶらずに話せと(笑)。ここの読者は多岐にわたるのが分かります。では、大阪でのお話の元になった話を少し。何故もとになった話かというと、ワシの話は思いついたままで(そう言う性格なので台本が苦手)、今まで考えていたことや、今若い先生方に如何に伝えるかという実務的な話だったのでこちらを少し。。。それは、、、チームワークの話。当院で、一番重要視してきたことはチームワークなんです。ではチームワークを如何に合理的に効率よく組織するかというと、FFS理論
が元になるのです。そしてこれをワシらの業界に応用してくれたのがV-コーポレーション
です。この簡易版とも言うべきテストから、誰と誰が組むと効率の良い仕事が出来るかを予想するわけですが、この元になるのが人の性格なんですね。大きくこの性格を2つにだけ分けるだけでも随分と視野が広がります。講演内容に出てきた、2種類の鳥。石橋をたたき渡り鳥タイプの人を保全のEタイプとします。綱渡り鳥タイプの人を拡散のDとしましょう。これは簡単なアンケートで振り分けることが出来ます。この二つのタイプに同じ話し方や聴き方をしても共感を得られる場合とそうじゃない場合がはっきりしてきてしまうんですね。それぞれのキーワードは、、、、、Eタイプ--------------安心、 みんなと一緒、結論から先に、損しない・・・・Dタイプ--------------親近感、特別扱い、 事実から先に、得すること・・・だいたい分けてもこんな感じです。こんな事を仕事仲間に応用したらすてきなチームが出来ます。患者さんと医者の関係に置き換えたら、すてきな治療が待っています。営業とクライアントに応用すれば、売り上げはアップです(笑)。じゃあ、どういう風に応用するのか?これがミソなんですね。ものすごーく簡単に説明すると、、、、少なくとも当院のチームはこの二つのタイプを組み合わせにすることでチームバランスを保ちます。リスク回避ばかりのチームでは発展性がありませんし、かといっていけいけどんどんばかりでは、気がついたら崩壊しているかもね。診療室なら、患者さんがEタイプなのに、変に特別扱いして得する事ばかり話したってあんまり対話にはなりませんよね。Dタイプの院長にみんなが買っているこの材料は安心ですから使ってみてくださいよ、、なんて言う説明は全く興味なし(笑)。この話、実はものすごく奥が深いんですよ。ここで簡単にはやはり書けないなぁ。本気で聞きたかったらワシの門をたたく(爆)なんてね。でもですよ、、ワシがこれに加えてやはり重要だと思うのは、目の前の患者さんに(人に)興味を持つ。だから気を使える。だから対話できる。だから、お互い幸福になりたいと思える。じゃぁないかな。
Posted: 木 - 2月 18, 2010 at 11:59 午後