今年3度目の全体ミーティング


まだまだ話し合うことが沢山あるというのはいいことじゃないか

約2ヶ月に一度行われる全体ミーティングの日でした。午後を休診にしまして、前回のミーティングからの総括とこれからを話し合うのですが、今回は勤務医小澤先生のDoc'sBestCementのプレゼンがあり、相当新しいネイチャー誌に載った「生体ストレスとう蝕のメカニズム」みたいな話を楽しく聞きました。プレゼンの内容はHERZ会HPに掲載 してあります。また、前回 の「医師は患者と技術で話をして、DHやアシスタントは心と愛で話をしよう」は、本当に実現可能になっているのか検証もしましたし(笑)。

その後、10名になるDHのPMTCのスキル差を極小にするべく、被験者がそれぞれ2名のDHにPMTCをしてもらい採点するという面白い試みも。50点満点でやはり10点ほどの開きが出来ました。この結果は本人に知らされて、よりよい技術提供が出来るように各が頑張るというわけです。え~、、、と言うことは、、DHって愛もあって心も穏やかでおまけにテクニシャンじゃないとみんなに好かれないのね、、大変だけれど、素敵な職業じゃぁないですか。。

最近、首都圏方面から流れてきた(笑)コンサルの「ディスカッション技」情報ではは、ドン族まで突き飛ばして、落とし込み、心と体が疲弊したあたりで一筋の光を見せることで洗脳パターンに入るという、自己啓発セミナーなどでの常套手段を、各医院の全体ミーティングに持ち込むことが多くなったように聞きます。チーム医療で大切な、術者-アシスタントあるいはアシスタント-アシスタントのシェアリングの大切さはお互いの親睦で埋まるのですが、まずそこから全体を誘導します。旨く垣根が取れたところで、まあ、昔の共産党の自己矛盾と他家批判をお互いに言い合うかのごとく、パーソナリティの奥深くまで他人を進入させるんですね。これは導入が難しいのですが、旨くいくと、シェアした分感動するんです。ただし、この時は比較的疲労していないといけないので、ミーティングの始まりは運動からというのがお約束です。そして深夜に及ぶんですね。疲労した心と体に対する素敵なつぶやきや一筋の光を見た時、、、心も体も脱皮したような開放感と、たとえようのない幸福感に包まれ、新しい自分が見えたりします。

いわゆるこれが、ラン○マークエデュ○ーションなどのような、自己啓発セミナーの手段でしょうか。ワシは否定はしませんが、これが旨くいくと自己開発どころじゃなく、救いやより高度なレベルへ金を使い始める、いわゆる新興宗教形態に移行できるので、主催者はうれしいですよね。

そう言うのが少しずつ、歯科の世界に入り込んできているというのは、どう理解したらいいんでしょう。
ちなみに、うちのミーティングは、違いますから(笑)。普通ですから。早く終わるしね。泊まり込んで話し込んだら、そりゃ洗脳パターンでしょ(笑)。まあ、その方が素敵だと思えば、その方が旨くいきますから否定はしませんが、ワシは・・・・・・・洗脳とかするのもされるのも、、嫌だ(笑)。

あ、プロセラジェニオンの話題をこちら に。。。

Posted: 木 - 6月 10, 2010 at 06:37 午後        




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