時代の変遷を感じます


医院のデザインは若ければ若いほどいい

資料集めに、全国の歯科医院のHPを散歩することになりました。八戸の歯科医院の新しいHPもあちこち覗きましたよ(笑)。皆さん本当にキレイに整備されて、一時期の混沌はもうどこかに行ってしまったようです。そう考えるとうちのHPは老朽化が進んでいます。皆さんのように、その手のデザイン会社に託しているのではなく、あくまでも自作。これ、限界ありますものね(笑)。
当院は自院サーバーでのHP開設が1995年ですから、かれこれ15年ですか。開業して6年目の年でした。のその昔、歯科医院のHP自体、探すことは不可能でした。だってGoogleも何も、検索エンジン自体がありませんでしたから、あくまでも登録制。検索自体の存在が皆さん分からなかったし(笑)。

HPはいいですが、問題はコンテンツですよね。何百件もの歯科医院が同じ会社の同じ内容に同じような書き込みをしていた数年前と違って、今では非常にバラエティに富んでいます。歯科もデザイン的にもいい感じのが増えました。まあ、相当お金がかかっているんでしょうが(笑)。
実は、八戸に関してもこの1~2年大きく様変わりしたような気がします。調査を始めた8年前、HPをお持ちの歯科医院はうちを含めてわずかに3件でした。それが現在は約50%になろうかというくらいの勢いで、50件弱(八戸114件総数)の歯科医院がHPをお持ちです。その中で医院独自の特色や、院長先生あるいはスタッフのブログを更新して、「らしさ」を出しているのはまだ十数件かもしれませんが、今後ますます増えてくるでしょうね。

さて、患者さんの側からしてみると、多いことはいいことではあるでしょう。情報選択の範囲が広がりますし、選択肢が広がると言うことは安心であるでしょう。しかし、ここには落とし穴があることも知らなければなりません。
インプラントの使い回しで問題になった愛知県の歯科医院のHPは、非常に情報量が豊富で患者さんには人気のサイトだったようです。ただし、実際に行われていたことと、そこに書かれていたことには随分と隔たりがあったことは、実際受診してしかも事故にあって初めて分かったというお粗末事例。
Hpに書かれていることが、本当なのか否かは、ネット歴が長ければ長いほど疑ってかかるものです。ですからワシも、自院のHPにそんなに美辞麗句は並べませんて。基本は、それを窓口に実際に訪れ、そして会話し、書かれていることを確認して、自分の目で見て良否を判断する以外に解決策はないでしょうね。

しっかし、おされなHPが増えたものだ(笑)。ワシも、時代の変遷と自身の歳を意識するな。確実に次の時代に移りつつあると実感します。ワシはだんだん老いた歯科医師として、時代から取り残されていくのだろうか(笑)。。

あ、そうそう、沖縄の宮里先生が、ふらりと八戸に立ち寄りまして、、、、うちの受付が(゜Д゜)。。お歯科の岡田先生じゃないんだから、ふらりってあんた。
ふらりと立ち寄る距離じゃないと思うのですが、すごいなぁ(笑)。

Posted: 月 - 7月 5, 2010 at 05:27 午後        




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