右側上顎1番1本の症例です。多数歯であればあるほど、こちらサイドである程度色を決めることが出来ますから比較的楽ですが、1番1本というのが一番難しいです。まず100%と言って良いくらい、左側の1番の色を指示するのは自分には困難です。
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目を隠さなければならないのが残念ですが、基本的には、図1・2・3・4の4枚を送ります。技工士さんは模型だけしか情報が与えられず、模型と患者さんのイメージが一致しない場合が多いです。この補綴物はこの患者さんに入るんだよと言う顔写真があれば、よりイメージがわきやすいと思います。
それを参考にした補綴物が図.5で、トーンカーブを変えて確認をしたのが図.6です。
かなり近い色に仕上がったのではないかと思います。