症例:3

上顎前歯部ブリッジ11支台、右側2番延長のカンチレバーです。3番がバージンティースで充分機能しているならば、出来るだけ手をつけたくありませんでした。2番が下顎運動の際に干渉を及ぼさなければ、このような設計もしても良いのではないかと思います。

歯医者が口腔内で作るテックが如何にいい加減であるか、それを如実に物語るようなテックです(笑)。当然、このような症例の場合はスタモも添付するわけですが、問題なのは渡されたスタモが、図.3のようにマウントできるかどうかだと思います。図.3のようにマウントできれば、このいい加減な参考にならないスタモのどこを直せばいいのかが参考になります。(笑)

そのためにも、有歯顎咬合堤は非常に有益な方法ではないかと思います。

図.1

図.2

図.3

図.4

図.5

図.6