党代表討論に思う
みんな基本的にサヨクなんで(笑)
参議院選を前に、各マスコミは色々な抽出を行い、国民にわかりやすいように各党の代表を集めたりして討論会とか企画するわけです。まあ、話を聞いていると皆さん目先の話ばかりで、ワシは辟易しますな。期待していた「たちあがれ」等、真の保守かと思いきやどうも最近ぶれ始めているのは歳のせいか(笑)。各党の話を聞きながら、話にならない社民共産のサヨクや民主横並びの自民も含めたリベラリズムには一定の思考回路があることに気がついた。それが、全ての格差の均一化を前提にするという、共産主義の本道なのだ。これには驚くじゃないですか。税収問題もばらまきも、社会保障も雇用促進も、あげくには教育子育て少子化、全ての根底に流れているのは、リベラルな均一化に他ならないわけです。これは大変なことではないのか?
共産主義が崩壊した一番の原因は、頑張っても頑張らなくても報酬が同じ・・・という根本からの疑念と取り繕いですわw。これは、頑張れない人を守るのとは訳が違うと言うことが分かっていないのでは?働きたくない人は働かずに地獄に堕ちればいい(笑)という江戸時代以前からの暗黙の了解は、当然格差が生まれ、その格差に業を煮やして「盗人」家業に転職しても、世の人はその格差を当たり前として受け止め、腹をくくり、だからこそがんばれる社会を造ってきたわけです。
日本の今世、どういう訳か「お金持ち」は悪人になっているので、おばか共産主義は実に活動しやすい。「お金持ち」は悪人なのだろうか?
こういう根本の議論や哲学が、各政党見事に欠落し、お金持ちが悪人(労働報酬搾取理論)だから税を沢山取る、、なんて言う短絡的な共産党の言い分が耳障り良く聞こえるんだね。子供達は、ああいうお金持ちになるにはどうしたらいいのだろうか、あれはあこがれる、そうなりたい、、など将来の希望を持つように、何処の学校の先生も教えてはくれないでしょ。悪人になりたいなんて言わせたくないから??拝金主義とこれは明らかに違うと言うことをなぜ議論しないのでしょう。
戦後、日本人の優秀さに恐れを成した戦勝国は、日本人をふぬけにする政策の一環として、9条をはじめとする戦わない正義を教え込んだのですが、思わぬ勤勉さから来た経済成長にただただ驚いた。これこそが新たな驚異とばかりに、自由と安楽の思想をじわじわと植え付け、自国はとんでもない格差社会なのにそれは駄目なんだと誘導する。
想像を絶する格差社会の中で働いているインド人が言いました。「だからがんばれるんだ、自分もああなりたいと」
今の日本に一番足りない精神じゃないですかねぇ。
Posted: 土 - 7月 3, 2010 at 10:35 午前